【出産レポート】30時間!?東京衛生アドベンチスト病院でのドキドキ無痛分娩♡
私は2021年11月に東京衛生アドベンチスト病院で出産をしました。
「無痛分娩だから痛くないんだよね?」「産むのはどんな流れ?どのくらい時間がかかるんだろう」
「コロナでの立会いってどのくらい一緒にいてもらえるの?旦那さんにはどうしてもらえばよいの?」
「もうすぐ産むのか」と思ったら急に不安になるんですよね。
わたしは臨月に入ってから色々疑問が湧いてきて、ずっとスマホで調べていました。
その時に一番助かったのが、出産レポート!
色々な人の生の体験を知って、「なるほどね」と安心できました。
わたしの出産体験も、誰かの役に立てれば嬉しいです。
目次
無痛分娩は痛くない!
これは今回の出産経験で一番伝えたいことですが、無痛分娩は本当に痛くないです。
(麻酔していない時の陣痛はものすごく痛かったです)
私が痛いなと思ったのは以下の2つのときです。
①硬膜外麻酔の準備として背中にした麻酔
②麻酔を止めたときの陣痛(本当は無痛のため経験しないはず、私はイレギュラー)
産むときは全く痛くないです。
なので、硬膜外麻酔の準備の麻酔さえ我慢すればいいだけ!本当に素晴らしい。
30時間⁉︎思ったより長い無痛分娩
出産の流れはすごくシンプルで、
「子宮口が開くまで予備室で待つ、開いたら分娩室でいきんで産む」
これだけなんです。
分娩室にいる時間は1時間弱で、ほとんど待機するための予備室にいました。
ただ、私は30時間以上かかり、そこに壮絶なドラマがありました。
今回は出産中のメモの内容をもとに、細かくお伝えしようと思います。
1日目 前日入院
※初めての出産の人は前日入院をする
◆15時30分
受付をする
受付で案内された分娩予備室の場所がわからず迷子になる
通りすがりの看護師さんに聞いてなんとか予備室に入る
予備室で入院準備をする
- バースプランの認識合わせ
「バースプランは全て大丈夫です」と言われた。嬉しい
- 体重を測る
- 尿検査
- 着替え
◆16時
- 点滴
- 硬膜外麻酔の準備 ★無痛分娩の中で一番痛い
点滴の針を刺される、痛い
点滴してるのは水分だけど輸血もできるように太い針を使っているらしい。。
背中にする硬膜外麻酔を入れる準備としてに局所麻酔をするが、これがさらに痛い
先生が無痛分娩の中で一番痛いと言っていたが、麻酔と思い油断していた
思わずのけぞってしまい、「危ないから動かないで」と注意される
麻酔の痛みは点滴と同じぐらいと言われたが、さすがに点滴よりは痛かった
◆16時30分
ここから寝返りを5分間隔でする。麻酔をきかせるためらしい
寝落ちしそうだけど頑張らなきゃ
◆16時40分
看護師さんがくる
麻酔の準備している
お腹を2回つねられる、痛い
看護師さんもまだ痛いはずと言ってた
初の麻酔を入れる
いれられる感覚がない
お腹の横のチューブを麻酔が通る時だけ冷たい
◆16時55分
右足が少し痺れている
麻酔は最初だけ痛いけど、点滴の所はチクチクずっと痛い
◆17時
看護師さんがくる
またつねられる
初め痛みを比較する為に、腕をつねられる
思わず「いたっ!」っと声が出る、痛くてびっくりした
腕を10とした時にお腹と陰部のつねった時の痛みを聞かれる
お腹は左右それぞれの痛みを聞かれた
お腹の右が6・左が4、陰部は3と答える
どうやら麻酔がまだ効いていないみたいだ
◆17時7分
麻酔は早く効いた方が良いと言われ、麻酔が追加される
◆17時10分
両足痺れる。特に右が痺れる
少しずつ睡魔が襲ってくる
◆17時15分
看護師さんがくる
お小水をとられる
※麻酔をしていると尿意を感じないので、定期的にとられるらしい
恥ずかしいが、管が入るなぁぐらいで基本的には何も感じない
◆17時20分
先生がくる
仰向けで、処置をしてもらう
子宮口を確認し、この時点で3、4センチ開いてるとミニメトロは入れないらしい
ただ開いてないので、いれることになった
入るなぁぐらいで、あとは何も感じない。あっという間に終わる
(未だに点滴の方がちょっと気になる)
麻酔を止められる、麻酔がきれないと歩けないらしい
◆17時半
自由時間
なんだかんだ忙しいなぁ。ちょっと一息
(いつのまにか寝る)
◆18時20分
ご飯が届けられてご飯を食べる
意外に美味しかった
足の痺れがとれたら歩けるということで、しばらく自由時間
そこで旦那様とテレビ電話
電話後はネットサーフィンしたり、母親に連絡する
◆19時45分
ナースコールで呼ぶ
足の痺れが取れたことを連絡
熱を測る、37度あったが問題ないらしい
ただ体が暑くて、かなり汗をかいた
歩くチャレンジを実施
立ち上がれたけど、足踏みした途端、「かくん」とベッドに座り込む
痺れが取れたと思ったのに残念
◆20時10分
看護師さんくる
もう一度歩きのチャレンジ、フラフラしながらも成功!
そのままトイレに行く
終わった後、看護師さんを呼ぶ
座薬を渡され、座薬を入れる
◆20時25分
- 歯磨き
- 洗顔
- 体拭き
◆21時
トイレにいく
◆21時15分
ナースコールをする
看護師さんにソックスを履かせてもらう
◆21時20分
モニターが始まる
◆21時55分
睡眠導入剤を飲む
マスクしながら寝ないといけないのが辛い。。
2日目 出産当日
◆5時
看護師さんくる
点滴再開して薬飲む
ここまでの看護師さんの動きがスピーディーですごい
終わったら、歯磨きと洗面をする
◆5時30分
麻酔開始
また5分間隔の寝返りがはじまる
◆6時3分
看護師さんがくる
陣痛促進剤が開始されたらしい
また麻酔のチェックが始まった
やっぱり腕をつねられた時は本当に痛い
お腹と下の部分はだいぶ麻酔は効いているみたいだ
寝返りはとりあえずもうしなくてよいらしい
陣痛来るかなぁ
◆6時20分
麻酔チェック
麻酔が効いているみたいと言われる
先生が来るのを待つ
◆6時30分
血圧を測る
先生が破水を実施、何も痛くなかった
破水の感覚は「プチッ」ではなく、「ダラダラ」という感覚
これが破水なのか。始まったんだな。緊張する
◆6時45分
子宮口6センチ
かなり順調らしくて、一回麻酔を止められた
「痛くなったら教えてください」と言われる
とりあえず痛くなるの待ちか、ドキドキだなぁ
◆8時10分
看護師さんがくる
お小水をとる
赤ちゃんの心拍を確認し、
危険な状態でこのままだと帝王切開の可能性もあると伝えられる
言われた瞬間、不安になる
原因は赤ちゃんが陣痛促進剤を嫌がっているらしい
普通は最大120まで促進剤を入れられるが、私は10しか入れられない
そのため本来はここから3時間ぐらいで産むらしいが、私は時間かかりそう
「ベビちゃん、頑張ろうね」と応援してみる
◆8時45分
陣痛促進剤再開
赤ちゃんの容体が落ち着いたらしい
早く会いたいよー!
◆10時
薬を飲む
ちょっとした生理痛くらい、これは全然痛いに入らない
看護師さんに麻酔を始めるか聞かれる
私は陣痛促進剤が使えていないので、麻酔を止めて陣痛をおこすと赤ちゃんの手助けになるらしい
今は赤ちゃんが頑張って降りてこようとしていると言われる
赤ちゃんが頑張っているのなら、私も我慢しよう
◆10時35分
看護師さんから、「陣痛間隔が4分間隔になった」と言われる
話している途中で陣痛でものすごく痛くなり、麻酔を再開してほしいと伝える
結局我慢できなかった
15分ぐらいで効くと言われる、本当に情けない
◆10時50分
陣痛の激痛
痛すぎて旦那様に電話。涙出る
待機してもらっているが、まだしばらく産まれなさそうなことを報告
◆11時
痛みはまだ強い
◆11時15分
だいぶ痛みがおさまってきた、ただし陣痛が弱まってきているらしい
痛くないと進まない、どうしよう
◆12時15分
麻酔が切れて寝てしまっていた
看護師さんが確認した結果、子宮口は変化なし。進んでいないらしい
陣痛促進剤を使えないので、麻酔止めるか、麻酔して赤ちゃんが降りてくるのを待つか聞かれる
麻酔を止めることを選択、もう1度頑張ってみよう
ベビちゃん、頑張ってー!
◆13時20分
足にマッサージ機?をつけられる
陣痛促進剤が少し強められる
今の状態は、朝の陣痛の半分の陣痛しかきていないらしい。。
それでも赤ちゃんが出てくるのを信じる!!
◆14時30分
何回か軽い陣痛がくる
陣痛は少し痛いがまだ我慢できる
看護師さんから、「降りてくると赤ちゃんが苦しくなってしまって降りてこれない」と言われる
ベビちゃん、一緒に頑張ろうね
◆15時10分
先生が診察に来てくれる
陣痛促進剤を5に変更
◆15時38分
陣痛促進剤が止められる
どんな状況か分からない
麻酔を再開するか聞かれる。麻酔を使わない決断をする
何回か痛い陣痛が来る
いつ麻酔を入れてというか悩ましい
◆15時52分
本当にお腹痛い、死にそう
これが陣痛の辛さか。。
◆16時
もう無理だ。我慢できずに麻酔をお願いする
陣痛を耐えて赤ちゃんを助けたいが、我慢できない自分が不甲斐なくて涙が出てきた。。
ベビちゃん頑張れなくて、ごめんね
◆16時30分
看護師さんから「赤ちゃん頑張っていますよ」と言われる
子宮口7~8センチまで進んでいるらしい。あとちょっとだぁ
※この後睡眠。
◆19時ぐらい
また痛くなってきて、麻酔の量を増やしてもらった
看護師さんが子宮口確認、やっぱり8センチぐらいらしい
ベビちゃん、頑張って!!
◆19時40分
看護師さんが子宮口確認、9センチぐらいとのこと
赤ちゃんが降りてきた、もしかしたら今日中に産めるかな
◆20時
本日最終のチェック
やっぱり8センチで本日中は難しいとなり今日は終わりになった
看護師さんに「計画出産で2日かかるのは珍しいですか」と聞くと「1日に1人ぐらいはいるよ」とのこと
意外といるんだなと安心した
そこからは寝る支度が一気に始まる
- 着てる服とシーツを変えてくれる
- 顔と上半身は自分で拭いて、後は拭いてもらう
8センチまできてるので、夜中に陣痛が来る可能性もあり麻酔を続ける為、ご飯・水はNG。辛い
◆21時40分
旦那様と電話する
◆21時50分
睡眠導入剤を飲んで寝る
3日目 出産2日目
※麻酔をしているので、夜中も2時間毎ぐらいに看護師さんが血圧を測りに来る
寝た気がしない。。
◆5時30分
陣痛が痛くナースコール
麻酔を入れてもらう
◆6時50分
点滴が変えられる
◆7時10分
採血される
まだ陣痛促進剤は始まらない、早く入れてほしい。。
18時ぐらいまでに産まれなければ帝王切開に切り替えると言われていてそわそわする
◆7時20分
陣痛促進剤開始
促進剤はやっぱり10からスタート
◆9時半
看護師さんが子宮口確認、とうとう9.5センチきた!
旦那様に連絡。
ドキドキ
◆10時
血圧を測る
何回か陣痛くる
◆10時45分
我慢できない痛みがくる
麻酔をたしてもらう
◆11時10分
看護師さんが子宮口確認、いきんだら少し赤ちゃんの頭見えたらしい
「あと1時間ぐらいかな」って言われた!ドキドキ
◆11時50分
促進剤をあげてもらえる
さぁ、産むのか!ラストスパートだ
◆12時15分
痛くなってきてまた麻酔を追加してもらう
とうとう産むのかぁ!
ドキドキ。赤ちゃんのしゃっくりを感じる
◆12時30分
旦那様到着、看護師さんに着替えをするように伝えられる
久しぶりに旦那様に会えて安心する
準備が終わり「分娩室に向かいましょう」と看護師さんがベットごと運んでくれる
旦那様も一緒に向かう
◆分娩室到着※ここから時間不明
部屋が色々飾られていて、可愛い
先生が来るまでいきむ練習を看護師さんとする
先生が到着する。旦那様は「いきむのに合わせて、頭を支えてください」と伝えられる
先生の掛け声に合わせていきむ
いきむとなぜか喉に力が入る。息を止めて踏ん張っているからかな
突如泣き声が聞こえ、目の前に赤ちゃんが!
想像よりも早く産んだことにびっくりして、少し戸惑ってしまった
この子が私の赤ちゃんなんだ
まず旦那様が赤ちゃんを抱っこする
次に私も抱っこする
先に赤ちゃん退室
胎盤をみるか聞かれ、見てみると少しグロい
会陰切開したところを縫われる
旦那様と一緒に分娩予備室に戻る
お疲れ様と言われて少しまったり
旦那様はここで帰宅
※赤ちゃんに会える人と会えない人が出て、不公平にならないように、旦那様はここで帰宅
赤ちゃんの体調が安定しているみたいで、もうすぐ連れてきてくれるらしい
赤ちゃんと対面、本当に産んだのだなと実感
写真や動画をとる
ビデオ通話をして、母親にも産んだ赤ちゃんを見せる
赤ちゃん退出
ー 終了 ー
出産後の感想
わたしの場合は赤ちゃんが陣痛促進剤を嫌がる且つへその緒が短かったため、人よりも分娩時間が長く時間がかかってしまった。ただそれでも、少ない痛みで出産を終えられました!
計画出産でも自分の思っていたことと違うことはたくさんありましたが、無痛分娩を選んで本当に良かったです!!誰かに無痛分娩について聞かれたら絶対オススメします。
こうすれば良かった・やっておいて良かったこと
- 旦那様にはすぐ来られるように病院の近くで待機してもらっていたが、家で待機してもらえば良かった
(結果的に夜中も含めて2日間いつでも行けるように待機してくれていたのでヘロヘロになっていた、こまめに看護師さんが子宮口を見てくれているので間に合わないことはなさそう) - 入院当日もお風呂に入っておいて良かった(出産後もすぐお風呂に入れるわけではないので入っておいて正解でした)